西麻布
2013年某日 21:30渋谷に到着。 高スペ限定ストリートナンパを開始した。 これは、プロジェクト六本木の一環である。 プロジェクトでyuuが狙う女性は、外見が8以上の高学歴αである。 yuuは、8―学校で一番かわいいレベル―以上の女性に慣れていなかった。 今回…
2013年某日 六本木交差点。 信号が青になると同時に、群衆が流れだす。 笑顔の群衆だ。 きっと、いい夜になる。 金曜日の六本木は、そんなかれら・かのじょらの期待をしっかりと受け止めてくれる。 俺は、金曜日のこの街が好きになっていた。 そのようにして…
2013年某日 金曜日であった。 いつもなら、アポをいれるかナンパに繰り出していた。 今日は、違った。 アポはとっくにキャンセルしていた。 仕事のスピードを落としたくなかった。 αメイルの条件である成功したライフスタイルを手に入れるべく、yuuはこれま…
2013年某日 「これが才能か。」 かれの高速ネグを見て、yuuは驚嘆した。 モデルを相手に、どんなネグを繰り出そうか。かのじょを観察しながら、高速で頭を回転させた。 負けた。 かれは光速でネグをくりだした。 刺さった。 口は笑いつつも当惑した目。 ボデ…
2013年某日 「いまのセットはクローズまでいけただろ。なんで離脱を決めた?」 「確かに和めていた。でも、IOIを確認できたか?」 yuuとレビトロは、議論していた。 俺達は、4即を達成すべくmuseにいた。 イメージは湧いていた。 ゴールは、すぐ目の前にあっ…
121229 レビトロと別れてvanityを後にしたyuuは、まだタクシーに乗らなかった。 ソロでストを決行する。連れ出せるまで帰らない。 ただ、ターゲットが見当たらない。 時間が時間である。この時間はみんな店にいるのだろう。 状況は不利だった。 西麻布の交差…
121214 美容専門学校の子たちとの合コンのあとに、 クラブへ。 本日のウイングはカエルさん。 カエルさんは、普段はおとなしい。 が、飲むと人格が変わる。 呼吸するよるも自然にセクハラをする。 カエルさんは、今日が初クラブだ。 渋谷から六本木につくま…
121208 ウイングは後輩。 vanityがフィールド のはずだった。 場所を間違えた後輩がmuseに行きよった。 電話口のかれは相当べべれけだった。 仕方がなくmuseで合流。 「いきゃっしょ〜○☓△※¶¶・・・」 後輩はバーバリアンと化していた。 突っ込んでいく後輩 5…
20時、仕事を切り上げて退社。 待ち合わせ場所へ。 かのじょは化粧をばっちり決めて、museで会ったときよりも大人びて見えた。 店まで移動。 いつもなら、ここで手を握る。 今日のyuuは握らなかった。 そういう気分にならなかったのだ。 入店後、会話。 前回…
121130 本日はレビトロと再びクラブに行く日だ。 業務時間外に綿密な作戦会議。 ホワイトボード全面にロジックツリーを書きながらガチなディスカッション。 頭がキレるやつとの対話は面白い。こちらのギアも引き上げてくれる。 今日の戦場はmuseだ 先週も行…
121123 今日は同業の友人ゴールドとクラブへ。 24:30六本木に集合 vanityへ。 長蛇の列。 女性同伴ファストパス―vanityは女性とペアだと並ばずに入れる―を行使するために、 2人組の女の子を捕まえようとおもったが、何かおかしい。 女性が普通に並んでいる。…
121125 昼まで就寝。 その後、昨日museで俺のことをナンパしてきてくれた広告会社のCEOに連絡。 夕方、パールでイベントをやっているから来ないか? と誘われていた。 電話するも、つながらない。メッセージを送り、六本木に向けて電車に乗る。 すると、返信…
121117 ブラック―ブラックなコンサルに勤務している24才雄のコード・ネーム―と一緒に、西麻布のmuseへ。 ブラックとは初のコンビナンパ。 先週のmuseはダンス禁止であまりにも酷すぎた。 今週は、いつもどおりの入り具合。 1時まではがらがらだったが、2時に…