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ナンパ,あるいは偶発的に出会った女性を魅了するという行為について

このブログに露呈した下劣な思考が,あなたには見えているでしょうか?

新宿スト2即―限られた時間の中でストリートに出る意味はあるのか―

2013年某日

 

19:30

予定通り仕事を切り上げた。

この日のために、月、火曜日と早朝から仕事をした。

 

 

暖かくなってきた。クラブという温室に篭る必要はない。

ストリートの季節だ。

 

yuuは、ストリートでナンパした経験が数えるほどしかなかった。

とにかく経験の数を稼ぎ、ストリートを攻略する理論の仮説を構築する。

これが、今回のストリート出撃で掲げた目的である。

 

場所は新宿。

少し空模様が怪しい。

雨が振れば、成功の確度は下がる。

新宿についてすぐ、声掛けを開始した。

 

 

1人目

赤いコートを来た女性。

オープナーは何でもよい。これだけは、これまでの数少ない経験から分かっていた。

 

「おっす。そのコートめっちゃいい色やな。」

「ありがとう。」

「綺麗な色が赤信号みたいだったから、思わず止まって声かけちゃったんだけど、こうやって今日男を止めるのは何人目?」

 

誉めているのか、ネグなのか微妙なオープナーを仕掛ける。

 

笑ってくれた。足を止めてくれた。食いつきはよし。

9時に友人と待ち合わせるまで暇らしい。

迷うことなく連れ出し打診をかける。

 

「じゃあ、30分くらい一緒に時間潰そうぜ。カラオケ好きやろ?どこックス?」

 

とか言いながら、シダックスには入店せず目の前のカ○館に入場。

ここまでノーグダ。

店員がドリンクをもってくるまで適当に和む。

かのじょが一方的にたわいもない話して、yuuはただ聞くだけだった。

ドリンク到着後、即座に肩を抱き寄せてキス。

ノーグダ。

セク。

 

出会ってから10分も経っていなかった。

 

 

仮説構築の材料を集める。

何がかのじょをフックしたのか聞くのだ。

 

「何で俺についてきたの?」

 

身も蓋もない質問には、身も蓋もない答えが返ってくる。

 

「お兄さんの顔がタイプだった。」

 

「両親に感謝するよ。」

 

事を済ませた俺たちはすぐに退出し、カ○館前で別れた。

 

 

 

相手が望むルックスの要件を自分が満たしていたならば、即れる。

 

yuuはこのような仮説を立てた。

 

あまりにも味気のない仮説である。

しかし、真理とは、しばしばこのように無味乾燥なものでもあるかもしれない。

この仮説にもとづいて、声掛けの戦略を立てる。

その戦略は、つぎの2つの基本方針から構成される。

 

基本方針1

自分のルックスを好みそうな女性には片っ端から声をかける。そうでない女性は無視する。

 

yuuの見た目は、普通のサラリーマンである。

これまでのクラブナンパから、自分のルックスはメイクがきつめのギャルには刺さらないことが分かっていた。かのじょたちは、声掛け対象から除外する。それ以外に声をかける。

 

基本方針2

食いつきがよければ即座に連れ出し打診する。そうでない場合は、粘らずにすぐ放流する。

 

ルックスがほぼすべてを説明する変数であるならば、相手がこちらを見た瞬間に成否は決しているはずだ。

食いつきが良いことは、こちらのルックスが相手に刺さっていることの現象であり、食いつきが悪いことは、刺さっていないことの現象である。

 

以上をまとめると、達成できる即の数であるsは、以下の方程式が決める。

 

 

即数s = P × n

 

Pは、自分のルックスが相手に刺さる確率である。

nは、声掛けの総数である。

 

たとえば、Pが0.1(10%)であるならば、n=10すなわち10人に声をかければ。、1即を達成できる。

 

 

もちろん、即を説明する他の変数がもっとあるであろう。

以下の5つの諸変数である。

 

1. 相手がどれだけルックスを重視するか。

2. 相手が時間を持て余しているか否か。

3. 相手の体調が良いか悪いか。

4. 競合がいるかいないか。

5. 競合のPとnが自分よりも高いか否か。

 

ただ、これらの変数は、自分がコントロールできないものである。

ゆえに、今回のモデルに含める必要はない。

 

自分のルックスが相手に刺さる確率Pは、ターゲットの限定(基本方針1)によって少しは高めることはできる。

しかし、自分のルックスは一度出撃した後はほぼ固定である。

ゆえに、Pは一度決めればほとんど変動しない。

 

コントロールが効くのは、n、すなわち声掛けの総数である。

声をかけて次に声をかけるまでの時間を短くすることも重要であるが、1声掛けあたりの所要時間を短くして回転率を上げることも同じくらい重要である(基本方針2)。

ゆえに、キーとなるのはnである。声掛けの総数を最大化することだ。

 

 

六本木でナンパをしながら起業を目指しているasapenと、このあと予定があえば合流することになっていた。

まだ時間があった。

nを増やし、2即を狙う。

 

2~4人目。

ガンシカ or 食いつきわろし。

 

次だ。

 

「yuu」

 

振り返るとasapenがいた。

かれは、ナンパをテーマにしたセミナーに行っていたはずだった。

asapenは、イラ立っていた。すぐにでも即ってしまいそうなエネルギーを発していた。

怒涛の勢いで声掛けを仕掛けに行くasapen。

 

yuuもそれに続いた。

 

14人に声をかけた。

 

ガンシカ or 食いつきが優れない。

 

雨も降り出し、厳しい時間が過ぎた。

 

22:30

19人目。

同じ道をウロウロしている女性を発見。

声掛け。

「おっす。こんなとこでウロウロしてると雨に濡れちゃうぜ。どうしたの?」

 

「これから友達がやってるバーに行くんだけど、お金ないからどうしようかと思って」

 

とかなんとか。

 

「あ〜そのBarね。知ってるよ。今日は花粉が激しくて休業らしい。」

適当な和み。

「傘もってないだろ?俺も30分くらい暇だから、少しだけ雨宿りして様子を見ようぜ。

ちょうどそこにカフェ有るし。」

そう行って満喫への誘導を図る。

「やだ、満喫は怖い。」

セクの気配を察知したのか。

釣れ出してもグダる予感がした。

 

この懸念を払拭できないにもかかわらず、流れで誘ってしまった。

 

「カラオケでも行くか。赤か青どっちが好き?」

 

赤い方へ入室。

適当に音楽を流す。

歌うためではない。

相変わらずグダが予期されている今、グダ崩しの最後の砦「雰囲気ぶち壊しルーティーン」を使う必要があるかもしれなかった。

この音楽は、その伏線である。

 

不意に手を回し、キス。

グダ。

パワーギラ。

グダグダ。

 

「やだ、付き合ってない人とはエッチしないよ。」

 

もうケチャ家に伝わる伝家の宝刀は抜かない。

yuuは既に一度抜いて後悔していた。

 

焦るな。いつもどおりだ。

押したら引け。

 

何事もなかったかのように会話。

 

くそっ。

次の手が浮かばない。

時間が無為に過ぎる。

一度ギラついた今、シャンプールーティーンも使えない。

キスもした。キス評価ルーティーンも使えない。

 

というか、そんな雰囲気にない。

かのじょは、yuuと距離を置いて座っていた。

 

時間がない。

 

この距離をどう縮めるか。

 

 

 

 

 

至極単純で冴えない答えが出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移動する。俺が。

 

 

 

 

いきなり立ち上がり、かのじょの隣に座るとともにギラつくのだ。

 

 

考えた挙句、これか。

お前の脳みそには本物の味噌がつまってるんじゃないか。

 

 

しかしもう手はなかった。

 

 

実行。

当然グダ。

 

 

 

 

 

 

ここだ。

雰囲気ぶち壊しルーティーン。

 

カラオケの音楽を切り、照明をつける。

ムードもクソもない。

タバコをふかしながら、iPhoneをいじった。

まるでかのじょがいないかのように。

 

 

 

 

 

 

どうだ?

動くか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動いた。

かのじょは、半泣きになりながら、ソファの上で膝を抱えてうずくまっていた。

 

 

隣に移動し、優しく肩を抱く。

あとはノーグダ。

 

 

外は、まだ雨が降っていた。

かのじょに傘を渡し、別れた。

 

asapenと合流したyuuは、祝杯を上げた。

いつの間にかyuuは、かれに魅せられている。

ナンパを始めてよかった。

 

 

 

 

 

初めての2即だった。

yuuにとって、大きな成果のはずだった。

しかし、何かモヤモヤしていた。

 

何か、進む方向を間違えているように感じた。

 

たしかに2即を達成した。

自分にできるとは思っていなかったことだ。

 

だから何だ?

自分が狙っているような、αフィメイル―αの女性版。容姿端麗高学歴の高スペ。別称10―に、1歩でも近づいたか?

 

近づいていない。

この調子でストリート即を重ねたところで、かのじょたちとの距離は一向に縮まらないだろう。今の俺が10に声をかけたところで、ガンシカされるのは目に見えている。

ウィットに富んだ会話、

誰もがひれ伏せるかのじょを当然のごとくネグる余裕、

ハイグレードな場所でかのじょをエスコートできる社会的・経済的リソース。

かのじょたちをゲットするためには、ストリートで即系をゲットする技術とはまったく違うベクトルを持たなければいけない。

 

だとすれば、yuuはストリートに出る意味があるのか?

 

 

無意味だ。

 

そう結論づけそうになった。

寸前で、yuuはとどまった。

 

自分の傲慢さに気付いた。

 

まだ、一度成果を上げただけである。

実力でさえなく、偶然の産物かもしれない。

再び同じ状況でナンパして、この結果を再現できるのか?

この街で、他の時間帯にやっても同じ成果が出せるのか?

別の街なら?

yesと答えられなかった。

 

 

 

ストリートを続けよう。

自分の目標に資するかどうかはわからない。

もしかしたら、その時間はまったくの無駄になるかもしれない。

 

10をゲットするために、ストリートナンパは役に立つか?

この問いに対して、

自信を持って「役に立たない。それは〜だから。」と答えられるか、

あるいは、

自信をもって「役に立つ。〜という点において。」と答えられるか。

 

このいずれかの高みに達するまで、ストリートを続ける。

 

 

 

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P=0.1

CPS(cost par shasei): ¥2,800

目標達成進捗: 14/30人

クラブナンパ、ネットナンパからストリートナンパまで、あらゆるナンパの実体験を紹介しています。声の掛け方、ルーティーンなどのノウハウや、成果の共有のみならず、独自の考察も共有しています。
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