ナンパ,あるいは偶発的に出会った女性を魅了するという行為について

このブログに露呈した下劣な思考が,あなたには見えているでしょうか?

西麻布クラブmuseと六本木ストリートナンパ4即―乱れるyuu宅再び―

 

2013年某日

 

 

「いまのセットはクローズまでいけただろ。なんで離脱を決めた?」

「確かに和めていた。でも、IOIを確認できたか?」

 

yuuとレビトロは、議論していた。

俺達は、4即を達成すべくmuseにいた。

イメージは湧いていた。

ゴールは、すぐ目の前にあった。

しかも、場所はmuse※1。

yuuとレビトロの始まりの場所だ。

成功は約束されている。そう信じていた。

 

期待は、あっさりと裏切られる。

今夜の俺達は、さっぱり成果が出せていなかった。

1:15。

この時点でまさかの0バンゲ

いつもと同じことをやっているのに。

 

連日のハードワークで、2人はかなり疲労していた。

俺たちがまとう雰囲気は、βメイルがまとうそれだった。

 

museの気だるい熱気と人混みは、放っておいても俺たちの体力と思考力を奪っていく。

流れを断ち切る必要があった。

 

 

 

 

「行こう。」

 

1:30

俺達は早々とmuseを去った。

六本木のストリートから2人組を連れ出す。そして2人で2即ずつ、合計4即を達成するために。

 

 

 

戦略は、基本的に「芋洗坂4SERP理論」※2を踏襲しながら、

一部だけyuu&レビトロチームとストリート向けにカスタマイズした。

 

 

原則として、以下のフローをたどる。

1.サーチ

・4即という目的達成へのコミットを最優先事項とし、ターゲット選定の段階ではスペックよりも数を重視する。

女性がいたら、かならず声をかける。

2.オープン

・未定: その場に最適なものを。

3.価値提示1

・出来立てフレンドネグ

4.一次連れ出し

・偽りの時間制限

5.価値提示2

・5つの嘘ゲーム

・真面目さの社会的証明

・レビトロの鬼和み

4.二次連れ出し

・30分以内に、IOI(脈ありのサイン)が3つ以上確認できたら宅への連れ出し打診をする。

・IOIが確認できなくても、30分経過したら連れ出し打診をする。

5.連れ出し

・成功したセットとyuu宅へ移動。

・買い出し班と掃除班に別れる。その間に、うまくフェイズシフトできれば軽くギラつき、即への確度を測り、相手に共有する。

6.エスカレーション

・ゲームで適度にアルコールを入れる。目的は、移動中に下がったテンションを再上昇させることである。

・手持ちのゲームセット―山手線ゲーム、ほうれん草、etc...―場面の展開に最も適したゲームを選ぶ。

7.フェイズシフトからの4即

・サマゲーからのロフトでフリータイムを合図にして2人揃ってギラつき、即

・確認済みの即度―即れる確度―が低い方をロフトに誘導する。友達グダの場合も、即度が低い方を家に残す。

・2即後、相手を変えて4即達成

 

 

外のコンディションはよくなかった。

小雨がぱらつき、先日までの陽気は身を潜め、冷たい風が高速の高架下を吹き抜けていた。

 

目覚ましにはぴったりだ。

俺達は、さっそく声掛けを開始した。

 

1人目

軒下でかばんを漁っている高スペ。

「何探してるの?」

でオープン。

和みを忘れて、焦って連れだし打診をしてしまった。

「彼氏を待ってる」グダを崩せずに放流。

 

2人目

水の民風。

ガンシカ

 

3人目

水の民風。

シカトではないが、口を開いてくれない。

50mほど並走して放流。

 

 

そもそも女性がいない。

ましてや、タートルレディなどいない。

 

本当か?

 

たしかに、カメのようにゆっくり歩いている女性はいない。

しかし、重要なのは歩く速度それ自体ではない。

歩く速度は、その人の目的の有無を暗示する指標となっているだけである。

ゆっくり歩いていることに注目するのは、それがかのじょの目的の無さを、かのじょが暇であることを意味しているからだ。

そうであるならば、目的が無いか、目的が希薄な女性があつまる場所を狙えばいい。

 

「これを狙おう。」

 

 

俺達はmuseに向かう。

既に大量の人を飲み込んでいたmuseは、入場規制をしいていた。

期待どおり、かのじょたちはそこにいた。

 

4人目

5&6の2人組。

muse付近から去っていくところを声掛け。

 

「どうしたの?2人そろってそんな浮かない顔して。

そんなにmuseがつまらなかった?」

「museに入れなかった。」

オープン。

museに入れなかったかのじょたちは、これから2人で飲みにいくところのようだった。

目的が希薄なタートルレディース。

親友テストで軽く和み。

「そうだ、俺達今から30分だけ飲んでいこうと思うんだけど、君たちも一緒に行こうよ。」

打診成功。

ハートランドで和む。

5つの嘘ゲーム。

ボディタッチの増加。

ひとつめのIOI。

そして自然と1対1へ。

距離の接近。

相手からの質問の増加。

十分すぎるIOIだった。

ルーティーンの武装を解除し、たわいもない会話を楽しむ。

 

かのじょは、彼氏もちだった。

浮気はない―と言っていたが事実かどうかは知らない―が、これまでに2股の経験あり。

良質なビッチ認定。

こちらの連れ出し条件は満たされた。

 

レビトロはどうだ?

必殺の鬼和みを発動していた。

最高の流れだ。

時計に目をやると、ちょうど30分が経ったところだった。

 

和みはクライマックスに達していた。

 

この上ないタイミングで打診ができる。

 

「レビトロ、もう時間だ。行こう。」

「ごめん、俺達もう行かなきゃ。」

「どこ行くの?」

「yuuの家で宅飲みするんだ。君たちはどうするの?」

「決めてない。家はどこ?」

いける。確信した。

「○○だよ。ここから10分くらい。そうだ、君たちも一緒に飲もうぜ。

この後また他の男につかまっちゃうだろ?それよりも楽しい時間を約束するよ。」

 

2次連れ出し成功。

 

3:00

yuu宅へ。

 

yuuは先に宅に入る。

ハートランドで、十分なIOIを確認できていた。

弾丸ギラ。

グダなし。

「これ以上はおあずけだ。それとも2人に見せる?」

押したら引く。

猫の前に垂れ下がる糸となれ。

 

ギラ成功の旨をレビトロに連絡。

レビトロはギラつけていないようだった。

 

レビトロたちの到着をまち、エスカレーションゲーム開始。

順調だった。

順調すぎた。

エスカレーションしすぎた。

アルコール耐性のない俺達は、グロッキー寸前だった。

早々にフェイズシフトを図る必要がある。

サマゲー5ターン目で早々とフェイズシフト。

即度が読めないレビトロたちが、ロフトフリータイムに入る。

即がほぼ確定しているyuuとその相手は、下に残る。

上階と下階に分かれた。

 

同時ギラ。

 

グダなし。

2即達成。

 

俺たちが上に上がり、レビトロに合流する。

 

レビトロの相手がトイレに降りた。

チャンスだ。

yuuも用事をつけて下に降りる。

 

 

相手を変えて分離成功。

 

 

再び同時ギラ。

 

若干のグダ。

このグダはポーズだ。

パワーギラ。

ノーグダ。

 

 

 

 

 

 

4即達成。

 

 

yuuのチ○コは、去勢されたアーモンドのような顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

朝。

ターゲットの2人を駅まで見送った。

 

疲労と寝不足で、太陽の光は白く、暖かかった。

俺達は、今までで最高のハイタッチを交わした。

それは、チームだった。

 

 

※1

いつもなら、vanityに行く。

しかし、今日はmuseだった。

vanityは今夜、Ne-Yoを迎えたイベントが開かれていたからだ。

Ne-Yo目当てに集まる女性たちを連れ出すのは難しい。だから俺達はフィールドを変えた。

※2

Copyright (c) 2012 asapen&ケチャ

ありがとう。かれらの芋洗坂4STEP理論は、文字通りの理論である。誰でも再現可能であり、高度な一般性をもっている。

 

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CPS: ¥3,750

目標達成進捗: 18/30人

 

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