3連休ロイヤル・ストレート・フラッシュ No. 2: OL準即―夜の雰囲気をまとう女―
2013年某日
21:00。渋谷に向かう。
本日はmuseでナンパしたx才の子(7)とアポである。
かのじょは、男に媚びない姿勢と時折垣間見える自分に対する自信をもっていた。
かのじょはOLだと言っていたが、yuuは信じていなかった。
yuuは、学生時代にクラブ―ナンパする方ではなく、会員制キャバクラの方―でバイトした経験がある。
かのじょは、そこで働く女性たちに似ていた。
派手なネグを打ち上げる必要がありそうだ。
キャバ嬢を相手にすることを想定して戦略を練った。
先ず第一に、決して媚びない。
媚びた瞬間、他の男と同じ、ただの金づるに成り下がる。相手以上に強気でいく。
第二に、容姿はほめない。
かのじょたちにとって、「かわいい」という言葉は「おはよう」という言葉以下の価値しかもたない。
最後に、話は徹底的に聞く。
かのじょたちは、客の男のつまらない話を聞き飽きている。うまい聞き手にニーズはある。
「お前こんな小さかったっけ?」
初発からネグ。
「行くぞ。牛乳100杯くらいおごってやるよ。」
本日の店へ移動しながら和み。
強気は忘れない。少し強引くらいがちょうどいい。
「寒そうだな。ちょっと手貸してみ。」
からの手つなぎ。ノーグダ。
「どんだけ遊んでんの? 笑」とかのじょ。
「そんなの数え疲れておぼえてないな。」
手を少しつよく握ると握り返してくる。IOI(Indicator Of Interest: 脈ありのサイン)。
以外とハードルは低そうだ。
ビールで乾杯。
かのじょのニーズを探る。
かのじょは本当にOLだった。
が、やはりキャバをしていた。
学生時代は、キャバで働いていたとい。
付き合った男はすべて年上で6人。ひとつまえの彼氏は37才だった。
経験人数は15人。
ビッチじゃねぇかコラ。
アルファメールに弱いようだ。
その人がアルファであることを表象する大学名、勤務先名などの肩書きが大好き。
男の威光の影に自分も入ることによって、自分の価値を確かめるのだろう。
かのじょの強気な態度は、そんな弱い自分を隠すための盾だ。
yuuは、かのじょに向けてずばりそれを言い放った。
いきなり静かになるかのじょ。
武装解除だ。
次はかのじょのニーズを満たす。かのじょが気づいていない、自分自身の価値に気づかせるのである。
かのじょが話してくれたエピソードを引きながら、かのじょが本当はとびっきりの優しさをもった人であり、それこそがかのじょの価値なのだと伝える。
かのじょの目が潤いを増す。とろんとした目でこちらを見つめる。
ニーズは満ちた。
少し雰囲気を茶化し、とりとめもない会話へ。
かのじょからのボディタッチが増える。
「yuuは本当に聞き上手だね。こんなに話したの久しぶり。yuuは何か話してくれないの?」
もはや、何の工夫もいらなかった。
「出よう。」
店を出て、家打診。ノーグダ。
yuu宅に到着後、即効でセク。
脱がせたら、まさかの爆乳だった。
そこそこでかいとは思っていたが、まさかFもあるとは。
翌朝、「どこか行こう」と言うかのじょを「仕事があるから」ルーティーンで退け、家に帰す。かのじょとはまた遊びに行こう。
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CPS: ¥16,000
目標達成進捗: 7/30人