ナンパ,あるいは偶発的に出会った女性を魅了するという行為について

このブログに露呈した下劣な思考が,あなたには見えているでしょうか?

医療系ガール準即―猫の糸の原理―130113

2013年某日

 

21時、109前で待ち合わせ。

かのじょは先に来てくれていた。

 

かのじょは、先週六本木coloRの出口で声をかけた高スペである。

10分ほどとりとめのない会話をしただけ。

ほとんどお互いを知らない状態からのスタートははじめてである。

 

ビールで乾杯。

かのじょはかなり緊張している。

椅子の背もたれにもたれない。頻繁な笑いは、照れ隠しだ。

 

最初の目的は、かのじょの心を弛緩させることに設定した。

 

 

 

先週の出会ったときの話から開始。

こちらが準即を狙っているそぶりはみせない。

ただかのじょとの飲みを楽しみにきたということを演出する。

そのために、かのじょからissyにLINEを飛ばして、この飲みに誘ってもらった。

issyが来れないことをyuuは知っていた。

issyは、同時間に他の女性とアポっているからだ。

issy、使ってしまってごめん。ありがとう。

最後に、休日何するのが好きトーク。

かのじょは、よくひとりで映画に出かける。

お互いが知っている新作の話題へシフト、今度見に行こうよと誘う。

次もあるのだ、一夜限りの関係ではないと意識させる。

準則狙いの雰囲気を打ち消した。

 

かのじょはこちらの目を見て話してくれるようになった。

体もこちらを向き始める。

かのじょはリラックスしたようだ。

第一段階はクリア。

 

次の目的は、彼女との間にラポールを築くことだ。

価値観を引き出すフェイズへ。

これまで付き合った男性は4人。

経験人数も4人=彼氏のみ。

持ち帰られた経験はなし。

そもそも、クラブで声をかけられた男を1対1で遊んだことがなかったようだ。

いつもは頑なに断っていたという。

遊んだとしても、絶対に友人を連れていっていたらしい。

今日はyuuはひとりだった。ひとりでも受け容れらてくれた。

なぜか。

潜在的なIOI―脈ありサイン―として十分だった。

 

かのじょは、経験豊富な男性を求める。

自分の知らない世界を見せてくれる人が好き。

仕事でも、おじいちゃんと話している瞬間が一番楽しいという。

自分が知らない多くのことを知っているから。

yuuと同じく、かのじょは知的好奇心の充足を人生の核にすえていた。

 

yuuは、本を食べて生きてきた。

人の知的好奇心を充足させるのは簡単だった。

まったく違う領域で働くかのじょの話もまた、刺激的であった。

 

「楽しい。こんなの久しぶり。」

ラポール構築完了。

 

ここで次のフェイズシフトをしてもいい。

だが、yuuはさらにフックを深くしかけてみたかった。

ラポールを意図的に崩す。

そうすることで、ラポールをさらに深化させるのである。

好きな本の話題へ誘導。

彼女の好きな本を聞いて、「そんなの好きなの?俺なら目次で寝る自信があるよ。」

ネグ。

かのじょに対してNoが言える人であることを示す。

うまい酒も、何杯も飲むとそれほどうまく感じなくなる。

共感も、それと同じである。それどころか、やり過ぎはマイナスだ。自分に自信がないか、媚びへつらっていると思われる。

Noによって共感を打ち切るのだ。

威力はでかい。

自分は君のおべっかつかいではないのだということ、やりたい衝動をコントロールできずに、かのじょのイエスマンに成り下がるその辺の男とは違うのだということを示せる。PUAは、常に例外でなければならない。

 

そのあと、すかさずフォローを加える。

「でも、その本のことを話す君の笑顔は魅力的だ。」

猫の前に垂れ下がる糸になるのだ。

プッシュするだけではなく、プルも加える。すると、相手はこちらを追いかけたくなる。

 

家打診の時間だ。

最終確認を行う。ボディタッチに対する相手の反応を見る。

香水つけてる?ルーティーン。

香水をつけていれば、この匂いじゃないと否定する。

つけていなければ、それでOK。

「シャンプーかな?」

相手の方をこちらに抱き寄せ、髪の匂いを嗅ぐ。

抱き寄せる瞬間に相手の体が強ばったり、

抱き寄せてからこちらに身を任せてこなかったり、

拒絶する素振りを見せなければOK。

さらにこれは、相手の性的興奮を高める効果もある。

 

クリスマスに余ったワインを飲もうルーティーンで家打診。

ノーグダ。

タクシーで家へ。

スパークリング・ワインで乾杯。

かのじょは、彼氏以外の男性の家に一人で入るのが初めてらしい。

かなり緊張していた。

飲みながらyoutube

本の話。

和んできたところで

ロフトルーティン発動。

布団の中へ。

キス。

 

から股間に手を延ばす。

グダ。

かのじょ「やめようよ。こんなのダメだよ。」

 

yuuは一度引く。

髪を撫でながら、何てことない、どうでもいい話をする。さっきのワインはどうだったとか。

 

そして再びギラつく。

グダ。

「これは確かにダメなことだよ。でも、ダメかダメじゃないかじゃなくて、したいかしたくないか。どっち?言わなくていい。なんて答えるか、俺には分かってるよ。だってお互いに同じ気持だから。」

 

ノーグダ。

 

 

 

事後、「彼氏じゃない人としたのはじめて。」と。

 

有難き幸せ。

 

疲れ果てて、抱き合ったまま眠りに落ちた。

今までナンパした子の中で、外見内面ともに一番魅力的な子だった。

 

==========

■コスト

今回のコスト+先週のコスト=¥13,830

  今回のコスト=飲食代+タクシー代+スパークリングワイン代=7000+1400+880=9280

  先週の費用/準即予定人数=9100/2=4550

 

飲食代は前回よりは¥3,000セーブできた。俺が飲んでばっかだったから、もっと抑えられた。次回はさらに¥2,000セーブする。

 

 

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